メロンに取って文字通り「運命」を変えた曲。1つは売り上げの減少に歯止めがかかった事。そしてもう1つは新堂敦士との出会い。レコーディングにも新堂敦士は立ち会っているみたいで、準プロデュース的なポジションになかなか面白い人を配置できたと思いますね。
 前作の「電話待っています」が80年代歌謡曲テイストだったのに対して近作はガラっと曲調を変えてビートパンクと言うかメロコアと言うかストレートなロックに仕上げてきました。これが新堂敦士のアイディアなのかつんくのアイディアなのか、どちらのバックボーンにも合致しないので分からないんですが、今までのアイドルの中にはないテイストでメロンに対して「何でもあり」感が強まった印象があります。普通のアイドルはロリータ18号やPENPALSとのイベントに出たりしないですし。
 この曲の比重はドラムのそうる透(娘。的に言うと彩っぺの旦那さんの師匠)とベースのキタダ マキ(ホフ・ディラン のサポートやエルマロ、ピチカートのレコーディングに参加)の2人による所が大きいかな。2番のAメロなんてリズムセクションとシンセのストリングの少ない音数で乗り来ちゃってますし、サンプリング打ち込みじゃここまで迫力は出ないと思います。特に大サビのバスドラのドカドカ言っている所なんて完全にロックバンドのノリですね。

 C/Wは歌詞にもつんく色が全く出ていない新堂敦士の曲になってます。この曲を聴いているとメロンはつんくよりも新堂敦士が合っているような気が・・・。唄い方もつんく節ではないですし、何より新堂の雑食性がメロンのアティテュードにフィットするような気がします。